4コマKINGSぱれっとで「すとぽに」を描いていた広輪凪の成年向け初単行本。
可愛い表紙に惑わされて購入すると、中身は猛毒なので要注意。
ショートカットでメガネで白衣の助手ちゃんが、博士にいろいろとエッチな実験をされてしまう連作が中心。
第一話は、精子を巨大化させる薬の発明に成功した博士が、ミミズぐらいの大きさにまで巨大化させた精子を助手ちゃんの膣内に挿入するという話。
腹ボテするまで精子を注入した後、そのまま本番・中出しで終了。
いきなりグロい設定だけれど、この連作はそんなもんじゃない。
第二話は母乳を誘発させる薬を使った話。
さらに、母乳を精液のような粘度にすることで、射乳を男性の射精と同じぐらいの快感にまで高める。
第三話では、さらにエスカレートして、乳首そのものをファックする乳姦プレイ。
このあたりから人体改造が激しくなってくるので、苦手な人にはオススメ出来ない。
第四話は、膣肉を弛緩させる薬を使って、体外に剥き出しになった子宮をトイレの穴から出して、見知らぬ男にオナホ代わりに使ってもらうという内容。
第五話は獣姦、第六話は痒みを快感に変えるプレイと、比較的普通の(?)内容。
第七話からは昆虫に犯されるエピソードが続く。
膣内に甲虫を入れられたり、巨大なカブトムシに犯されたり、その幼虫(もちろん巨大サイズ)を産まされたり。
ラストはホムンクルス。
ぶっかけモノのAVに出演させられた助手ちゃんが集めた精子によって作られた人工生命体とのプレイを描いて終了。
最終的に、助手ちゃんはフタナリにさせられてしまう。
ホムンクルスのデザインがちょっと可愛い。(表紙の左下の子)
巻末にアンソロからの再録で、豚との獣姦を描いた短編が収録されている。
全体的にグロい描写が多いが、博士からの無茶なプレイを一生懸命にこなす助手ちゃんが健気で、読み進めるにつれて愛おしくなってくるから不思議だ。
最後のホムンクルスのエピソードが良かったので、道満晴明みたいな人外のキャラクターが色々出てくる話をもっと読んでみたい。